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わくわく3KEN
(健・賢・研)
広場⑪
(さわやかクラブとの交流)

9月14日(水)のわくわく3KEN広場は、さわやかクラブの皆さんとの交流活動を行いました。前回の交流で牛乳パックを材料にして作ったパクパク人形を使い、今回は昔話を題材とした寸劇の発表に取り組みました。さわやかクラブのみなさん9名、全校児童15名に、ちょうど職場体験のため本校で学んでいた飯豊中学校の3年生3名も加え、総勢27名のにぎやかな活動となりました。
 
前段20分程の時間を使い、登場人物の分担と発表の練習を行いました。絵本を台本代わりにしての発表となるので、できるだけアドリブを取り入れて発表することを心がけて練習に取り組みました。うまく進まなくなったりすると、さわやかクラブのみなさんが上手に合いの手を入れてくださり、和やかな雰囲気の中で事が進んでいました。 
 練習に区切りをつけ、いよいよ本番の発表です。最初は「桃太郎」の発表でした。初めは絵本に忠実にナレーションに沿って進んでいきましたが、途中からおばあさん役のさわやかクラブの方がとても表情豊かに発表したのにつられ、子どもたちの演技も堅さが抜け、次第に生き生きとした発表になっていきました。桃太郎が生まれる時の鳴き声の演技のかわいかったこと。1人2役の演技をこなす子もいたり、後半ではナレーションに合わせてアドリブの動作を入れたりしていて思わず笑ってしまいました。 
 次の発表は「金太郎」です。このグループでは中学生がナレーターを務め、発表全体をスムーズに導いてくれました。金太郎がすもうを取る場面では周りの動物たちが声を合わせて「がんばれ!」の声援を送る場面が見られたり、絵本にない台詞が次々と出てきたりして生き生きとした発表ができていました。 
 最後の発表は「したきりすずめ」。このグループは前回も発表しただけあって、とても勢いのある発表ができていました。。やさしいおじさん役は女子が受け持ち、いじわるなおばあさん役は迫力のある男子が受け持ち、感情の込め方もとても上手にできていました。すずめの「おちゅん」も実に表情豊かな演技ぶりでした。 
 全ての発表が終わった後、一緒に参加してくれた3名の中学生から感想を発表してもらいました。要約すると以下の通りです。 

・小学生と地域のみなさんが楽しそうに取り組んでいる活動がいいなと思った。
・寸劇の発表はみんな楽しそうに取り組んでいたし、アドリブで発表することもできていて上手いなと思った。
・中学校では忙しくてなかなか地域の方と関わる機会がもてないが、このように楽し関わる体験ができてよかった。
・これから地域の方と積極的に関わっていくことを大切にしたいと思った。

 今回もとても楽しい活動をさせていただきました。次回(来月)はどんな活動が待っているのか、子どもたちは楽しみにしています。